びーばーの記録帳

日々の出来事、仕事で学んだこと、調べごとを記録・発信していきます

2次会は上司が部下にお膳立て

  • 私は、いわゆる「飲みニケーション」を好む世代ではない。特に、取引先や顧客との関係構築に直接貢献しない部署の飲み会は、正直面倒だと感じるタイプだ。しかし、入社当時の部署では、昭和的な価値観を持つ上司の下、週に2~3回、上司に付き合って飲み会に参加していた経験がある。

     

  • 良い意味でも悪い意味でも、私は、自分でも気づかないうちに、この上司に「鍛え上げられた」ようだ。

     

  • 先日、現在の部署の飲み会があった。幹事である私が1次会を20時に終えると、まだ時間があったため、帰宅組と2次会組に分かれることになった。私は2次会をアレンジしようとしたが、そこで気づいた。私と私の同期のBだけが、必死にスマホで良いお店を探し、歩きながら通路やお店の前に立っては、座れそうか、雰囲気が良いかを確認していたのだ。

     

  • 昭和の価値観で言えば、真っ先に探しに動くべき部下Aは、なんと、優雅に私たちの後を、他のメンバーと談笑しながら歩いていたではないか。しかも、「まだ見つかりませんか?」と聞いてくる始末。こいつは何様なんだ?と思った。

     

  • 私たちは1次会の飲み代を、部下Aの分もいくらか負担している。もちろん2次会についてもそうだ。入社当時の上司に言わせれば、上司が負担している、あるいは奢っているのだから、せめて奢ってもらった側は体を動かして恩返しするべきものだ、となるだろう。

     

  • その上司の教えに従うわけではないが、私は後ろを歩くメンバーに追い抜かされないよう、走り、2次会の候補となりそうなお店を見つけては、店員に人数を伝え、席を確認する作業を繰り返した。(昔の上司に言わせれば、2次会の店ぐらい事前に決めておけと怒られるところだ…)

     

  • ようやくお店を見つけ、メンバーを案内する。部下Aは「今度は魚のお店なんですね」と感謝の言葉すら発せず、当然のように店に入っていく。

     

  • 仕事もできなければ、仕事以外もできない。こんなやつが何で給料をもらっているのだろうか?といつも思ってしまう。そう、上司に足を使わせて2次会に来るのが、部下Aにとってはいつものことなのだ。

     

  • 面倒な飲み会だと思って参加する人もいる。しかし、いやいやながらも、付き合いだからといって2次会に来てくれるメンバーもいる。そんな人が少しでも楽しんでもらえるように、その日のメンバーに合ったお店を探す。強制はせずに帰りたい人は帰ってもいいような空気を作る。そんな気遣いを私はしている。また、いくらかお金も払っている。

     

  • そんな状況で、昔の上司の教えを思い出すと、部下Aはそういった気遣いに全く気づかず、恩を仇で返してくる。

     

  • 本当にイライラするんだよね!